ウェビナーで話すときのコツと避けるべき話し方について解説!
「ウェビナーを始めたいけど、上手く話せるか不安でなかなか開催に踏み切れない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。ウェビナーを開催する際には、対面型のセミナーとの違いや適切な話し方を理解することが大切です。この記事では、ウェビナーで話す際のコツや意識すべきポイント、避けるべき話し方について解説していきます。
ウェビナーで話すときに意識するべきポイント
ウェビナーは従来のセミナーとは異なり、参加者が気軽に入退室できるため、視聴者を飽きさせない話し方を理解することが大切です。ここでは、視聴者を惹きつけるために意識すべきポイントについて解説していきます。
■ 参加者にメリットを提示する
参加者を飽きさせないようにするためには、自分に関連する話をしていることを感じてもらうことが大切です。そのため、話を聞くことで得られるメリットや、ウェビナーに参加した後、自分にどのような成長があるのかといったポイントを話すことで、参加者の興味を惹くことができます。
また、メリットのみならずデメリットもしっかりと提示することで、情報の正確さと公正さを相手に伝えることができるのでおすすめです。
■ 声や表情のトーンに変化をつける
ウェビナーで話をする際には、対面型のセミナーと同様に声や表情のトーンに変化をつけることが大切です。表情を変えずに一定のトーンで話し続けていると、参加者が飽きてしまい途中で離脱されてしまう可能性が高くなります。
参加者の途中離脱を防ぐためにも、大切な部分は大きな声で話したり、少し大げさに表情を変えたりなど、内容や構成に合わせて緩急をつけることで、参加者の興味を惹きやすくなります。
■ 自信をもって話す
普段人前で喋る機会が少なく慣れていない場合、不安で顔が引きつったり、ぼそぼそと話したりしてしまう方もいるかもしれません。しかし、このような話し方をしていると参加者に不安を与えてしまい、正確な情報や有益な話をしていたとしても、不審がられて話を聴いてもらえない可能性があるので注意が必要です。
参加者に安心して話を聞いてもらうためにも、自信を持ってはきはきと話すように心がけましょう。どうしても話すのが苦手という方は、事前に台本を作り、入念にリハーサルを行ってから本番に臨むことをおすすめします。
ウェビナーで避けるべき話し方
ここでは、ウェビナーで避けたい話し方の特徴について解説していきます。
■ 聞き手をないがしろにする
ウェビナーでは、参加者と対面せずオンラインでやり取りを行うため、ついつい聞き手の存在をないがしろにしてしまうことも少なくありません。自分の話を聞いてくれている相手がいることを常に意識し、丁寧で分かりやすく話すことを心がけましょう
■ 早口で話す
従来のセミナーと同様、ウェビナーにも決められた時間があるため、焦ってしまうとついつい早口になって説明してしまうことも多いです。しかし、内容がしっかりと聞き取れない場合には、参加者がストレスを感じて途中離脱してしまうこともあるため注意しましょう。
時間が押している際でも、できるだけ落ち着いてゆっくりと話し、言葉の切れ目を意識しながらはきはきと喋ることが大切です。
■ 台本の棒読み
台本を表情や声のトーンを変えずにそのまま読み上げるのは避けましょう。感情が伝わらない話し方をしてしまうと、説得力が低下し、参加者が途中で飽きてしまいます。台本を作ることに問題はありませんが、用意する場合には声のトーンに抑揚をつけたり表情に変化を加えたりして、そのまま読み上げない工夫をするとよいでしょう。
ウェビナーで話すことに自信が持てない場合の対処法
人前に立って喋ることが苦手で、ウェビナーの際に自信を持って話せるか不安に思う方も多いかと思われます。そこで、話すことに自信が持てない際の対処法や対策についてご紹介します。
■ 録画した映像を見直す
ウェビナーで上手く話すためには、自分が話している映像を録画しておき、何度も見返して改善点や問題点をチェックすることが大切です。録画データを見ながら、声のトーン、話すペース、表情などを確認し、相手に話が伝わりづらいと思った点を一つ一つ改善していきましょう。
■ リハーサルを行う
本番のイメージを掴むため、実際に声に出して説明をしてみるなど、当日に話す内容や流れをリハーサルで確認することで、問題点や改善点を見つけることができます。
また、話している様子を会社の同僚や上司に確認してもらい、客観的なアドバイスをもらうのも有効です。台本を用意する場合には、一通り読んで確認を行い、棒読みになっていないか、説明が分かりづらくないかを必ずチェックしておくことが大切です。
この記事では、ウェビナーで話すときのコツや注意点、自信が持てない場合の対処法・改善法について解説しました。ウェビナーでは、いかに参加者を飽きさせず、興味を持ってもらえるように話せるかが重要となります。今回ご紹介した方法を参考に、参加者の興味を惹き続けられる話し方を意識してみてください!